先輩が教えるSPMの基礎基本

まずはイントロ「顕微鏡の世界」

SPM(走査型プローブ顕微鏡)って何?

探針と試料間に作用するさまざまな物理量を検出することで、ミクロの世界の表面形状や物性を測定する顕微鏡のこと。特に清水研究室では、STM(走査型トンネル顕微鏡)やAFM(原子間力顕微鏡)を使って研究しています。

他の顕微鏡とどう違う?

光を使った光学顕微鏡や、電子線を使った走査型電子顕微鏡では、光や電子線の波長よりも小さい世界を見ることができません。SPMは、これらの顕微鏡では見られない原子レベル(10億分の1メートル)の世界を見ることができます。

原子レベルで表面を見る利点って?

物質の表面は内部とは異なる構造を取るため、材料表面での原子や分子の振るまいはとても複雑です。材料のサイズが小さくなるほど表面の割合は高くなります。近年研究が進むナノ材料の機能を高めるには、表面での原子や分子の振る舞いを理解することが大切です。つまり、表面で起こる不思議なことを、単原子・単分子のレベルで理解することで、科学のさらなる発展が見込めるのです。

Written by T. H.

清水研で使用しているSPMについて

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